第27回電撃小説大賞 応募完了

 超久々に更新します、心です。

 いやぁもう四月ですね。全く実感ないです。

 ……というのも、二月と三月、仕事で東京出張してたんですよね。超嫌でした。

 なんで行ったかっていうと本社があまりの激務によって人が足らず、各支店に助っ人要請が出され、その助っ人として私に白羽の矢が立ちました。

 そんな話が出たのが一月の休み明けで、当然私は断りました。私は本社の惨状をよく知っていたので(労基も裸足で逃げ出すレベルのこのご時世ではありえないスーパーオーバーワーク。上がなろう貴族レベルの無能しかおらず、下が文字通り命を削って戦っている状態)そんなとこ行ったら壊れるのは目に見えていたので、絶対に嫌でした。

 それから暫くはイヤイヤ言いまくってましたが、なんだかんだで結局二月から行く羽目に……。いやぁ、地獄でした。

 激務なのは勿論そうですが、何よりあそこの人間がダメです。東京の人は冷たいってよく言うじゃないですか? あれもう冷たいじゃなくて失礼です。大人としてどうなのその言葉遣い、格好、態度って、もう衝撃でした。

 若年層ならまだしも(いや若くてもダメだけど)、三十代以上があの程度じゃ会社として本当にヤバイと思いました。なんで本社が一番レベル低いんでしょうね。一回潰して地方は地方で独立した方がいいんじゃないですかね。

 最初の三日間は私の鋼の心を以てしても砕け散りそうでした。ただでさえ電撃用の原稿も書かなきゃいけないのに、こんなところ居られるか、と。

 すぐ支店に本社の人間たちへのクレームとSOSをメールしましたが、謎根性論を返され「あ、これアカンやつや」と諦め、腹を括って頑張りました。

 ていうかさぁ、その時期新型ウィルスで騒ぎ出してた時期ですやん。よくもまぁそんな時に人派遣するよなぁ。遠まわしに私のこと殺そうとしてません? ウィルス持ち帰って破滅する時は支店諸共だぞ?

 ……まぁ、依然元気なんですけどね。心も体も鋼鉄で出来ているのです……。

 

 そんなこんなで私は一ヶ月ほど記憶が抜け落ちているので今が四月であることに違和感を覚えているのです。

 それでもしっかり新作書き上げて投稿しましたけどね!

 もう今年は諦めようかな……なんて思ってましたが、また人間性を犠牲に書ききりましたよ。我ながらよく書ききったなって思います。多分歴代最短でやりました。

 ……余裕ぶっこいてた私が一番悪いんですけどね。追い込まれると本気出すタイプなので……。

 というのも今回は一月時点で今まで書いていた奴を破棄してそこから全く新しいのを書き出すという愚行をしてしまったのがギリギリになった一番の要因でした。

 前も書いたように、私だけの武器というのを履き違えていたのをやっと自覚できたのがその頃なので、まぁ仕方ないですよね。あのままよくわからんシリアス(笑)の未来系青春劇書いてたら絶対自爆してましたもん。ていうかあのまま書いてても恐らく同じくらい時間かかっていたでしょう。反面、今回のは「持ち味を最大限に生かす」がテーマでしたからもうめっちゃ書きやすかったです。お前は黙ってバトルものだけ書いてろってことです。

 悲しいね……。私だってお洒落で綺麗なお話書きたいのに、才能ないんですもん……。

 私の話って自己分析してみると設定はオンリーワンだけど話の内容は王道ってパターンばっかりです。今回もその例に漏れませんでした。

 ただ今回はその中でも嘗て最高戦績を叩き出した奴のノウハウを踏襲したので完成度はかなりある方だと思いたい。

 主人公はとにかく格好良く! でも鼻に付かず! 誰からも好かれるように!

 ヒロインはとにかくあざとく! 誰が見ても可愛いと思えるように!

 結局はこれなんですよね。ラノベに限らず全ての作品はこれだから売れるんですよ。前も書きましたが主人公が嫌われたら作品は終わりです。没個性はダメなんです。

 バトルメインでやるので「燃える少年漫画」を目指しました。今回もまた主人公には絶対に感情移入できませんが、男の子なら絶対好きになってくれるはず。

 そして完成してから気付くラノベにあるまじき女気の無さ。女性がヒロインしかいないことには途中で気づいて敵の一人慌てて性別変更したり、ヒロインのあざとさ増し増しにしたりしましたが……ダメでしたね。少年漫画ですもん、仕方なし。

 寧ろ私は開き直ります。前作でも女性人気狙える的なこと電撃の人に言われてましたから、今回も狙ってみました。ふふ、処女作で一般部に百合作品送るような私です。女性同士の絡みを男性同士に軽く置き換えるなど造作もない!プライドは捨てた

 まぁ露骨に腐女子狙いかと言われればそんなことは全くなく。先も言ったように少年漫画ですんで。そこでBL妄想するかは読み手次第です。BL抜きでも主人公かっこいいし敵や他のメインキャラもカッコイイ系を配置したので単純に好きになってもえるかと。男臭さを相殺するぐらいヒロインも可愛く作ったから本来の層の心もばっちり掴めるはず……。

 

 ……出したばっかの作品にどうこう言っても仕方ありませんね。とりあえずこの辺で。私も遂に二十代後半に突入したので、そろそろ道を定めたいところです。

 

ではまた。