小説家になろう、始めました。
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なりふり構ってられなくなりましたので、投稿してみました。僅かでも可能性があるのなら私は掛けます。何もしなければ永遠にゼロですが、何かをしようと足掻き続ければ、決してゼロにはならないのですから。
まぁ正直、抵抗はあります。ちらっと他所の覗くと「小説の姿か? これが……」ってなるのは、そういうところであると割り切りましょう。
なろうに投稿するにあたり、どれが良いかを私の作品郡の中から色々探してみましたが、いやー私、色々書いてたくせに流行逆張り作品みたいな変なのばっかりでアホだったなぁと、改めて恥ずかしくなりました。
変な話は受ける人には受けますが、大衆は普通にノーマルな話が好きなんです。王道が何故売れるのか分からない奴に売れる作品書くのは無理だっつー話ですよ。
まぁそんなことは置いておいて。そこで目につけたのが私の処女作であり、ちらほら他所で公開しては消していた「白百合の勇者」です。これはファンタジーですがかなりゲームチックな要素がてんこ盛りですので、あそこの読者層にも辛うじて掠っているだろうと……。
……URL開いた方はお気づきでしょうが、タイトルを一生懸命キャッチーな奴捻り出して変えてあります。ええ、原題は「白百合の勇者」なんです……。でも、こんなタイトルじゃ多分読まれないので無理くり変えました。すまぬ、すまぬ……不甲斐ない私を許してくれ……。
中身は何かというと、少年漫画の登場人物全部女性にした感じの作風です。「これ主人公男でも全く問題なく物語回るよね?」とはMF編集さんからのお言葉。仰る通りです。でも当時の私は奇をてらうことしか考えてなかったので王道×百合という相反するカテゴライズを融和させて一般公募にブチ込むという奇天烈なことしました。
こんなんでも一次通ってるんだから分からないもんですねー。
中身読んでみると、いやー初めて書いたからかまー拙いですねー。色々下手です。何もかも下手。
そして意外と苛烈なリョナ描写が多いこと多いこと。私は主人公のこと基本的に虐めがちなんですが、これ虐めすぎでしょ、女の子やぞ……ってぶっちゃけ引きました。
でもゲームチックな感じの世界にしたのは流行りを押さえようとしててまだマシでしたね。おかげでなろうで通用しそうです。
……って、思ってたんですが……いやあそこ……地の文いっぱい書き込んでると敬遠されるし、更に言えば本当に主人公無双しないとアカンっぽいですね……。
私はボロボロになりながらも立ち上がる泥臭い主人公が好きで、終盤で報われるカタルシスがいいと思ってるんですが、ここでまた致命的な価値観のズレが。
私はラノベ一巻分で完結する話を書く事に注視し、無論これも嘗ては応募作品だったので一巻完結にしてあるのですが、
なろうって、完結させずに絶えず展開して風呂敷広げまくる方が寧ろメジャーなんですよ。終わりに向かう必要がないって感じですね。
何とも言えませんねこればっかりは。
ランキング? を見ると今は追放系してざまぁ?するのが流行りのようです。ギャグテイストの奴は私も見てて楽しいですが、本気でやられると拒絶反応示しますね。何が嫌って、努力ゼロで与えられたモノで無双してるのが本当にきっしょいです。そしてそれを喜んで読んでる層が居るという事実に目眩を覚えます。この国大丈夫だろうか。
追放系も理由が大体しょーもないんですよ。私としては追放系なら主人公が本当に人格破綻者のクズ野郎で自業自得で追放されて、そこから徐々に人間性を獲得していく、みたいなのが絶対面白いし、心に火が灯ると思うんですけどね。
まぁ嘆いても愚痴たれても仕方ありません。暇な時にボチボチと更新していくとしましょう。今回投稿してる奴、初めて書いた作品だけあって続き書く気バリバリで、やたらと設定だけは膨大にあるので、一から書き出すよりかはまー書きやすいかなー、と。
(設定だけやたらあるのは初心者あるある)
あとは短編とかも幾つかあるからそっちも惜しみなく投稿していこうかな。Pixivにあげてても虚しいだけですしね……。
というわけで、暇があれば見てやって下さい!
ではまた。
第27回電撃大賞 一次選考通過
久々の更新ですね。心です。
タイトルの通りです。一次選考、無事に通過できました。
いやぁ、正直電撃さんは一次が一番緊張します。だって最大手だけあって毎年毎年応募数の分母が他と比べて圧倒的過ぎますもん。
今回は4,355作品中、通過できたのはたった436作品です。約一割ですよ一割。あの中から自分の名前探すの本当に心臓に悪いです。
去年は三作送ってましたが、今年は色々あって一作しか送ってないので、数撃ちゃ当たる戦法が使えずにドキドキしてましたが無事に最新作が一本通って良かったです。
どこ送ってもまず一次は通る奴。なお
今作は持ち味特化型に仕上げたおかげで少なかった執筆時間でもまあまあなクオリティだったんじゃないですかね。
私の名前で探せば分かることですが、まぁタイトルにおもくそ「異世界」というクソワード入れちゃってます。ですが、デビューしたさに異世界モノに魂売ったわけではありません。
「異世界」で連想される中世ヨーロッパ風RPG世界とは全くの無縁。ある意味タイトル詐欺であり、新しい「異世界」へのアプローチを目指した挑戦作でもあるのです。
恐らく通過作品の中にも幾つかある異世界系の中では私のが一番異質である自信すらあります。
……異世界って便利ワードですよね。だって現世と異なりさえすればなんでも「異世界」なんですもん。
まぁ通った嬉しさからここで世に出てもいない作品に対しドヤ解説するのも次で落ちた時に恥ずかしくなるのでやめときましょうか。
文章力とキャラ造形特化でストーリーは並み以下とどこ送っても言われる私がどこまでやれるのか、見物ですね。
ちなみに次回作もしっかり書いている……と、言いたいところですが、実はプロットしか書いておらず、本編は手付かずです。
追い込まれないと本気出さないのは勿論そうなのですが、本気になれないのにも実は理由がありまして。
というのもコロナの影響で電撃の選考が一ヶ月ずれ込んでいるのです。これが何を意味するかというと、今作がもしまた高次に進んだりしてしまうと、落選作品の受け皿にしていた9月末のガガガに合わなくなってしまうのです。
ガガガが無理となると11月のGAになるのですが、コロナの影響がそっちにも出ないわけがないので、下手すれば来年の電撃に被るという事態に成りかねない。
本命を電撃にしている私としては今年は非常に動きにくいんですよ。これが新作の筆が中々進まない理由の四割です。残りは仕事とポケモン
「お前また都合よく高次に行けると思い込んでいるのか、脳みそお花畑だな」と言われてしまえばそれまでなんですがね……。
さて次の報告は来月ですかね。
……私は金や名誉がほしいのではないのです。私は、この世界における私が唯一無二であることの証明がほしいのです。
それさえあれば、何もないこの人生に少しぐらいは意味と誇りが生じるはずだと……。
では、また。
【作品紹介】我が麗しき百合の花【pixivノベル大賞~2020Spring~】
暇だったのでまた上げました。
今回はタイトルにある通りカテゴリは「百合」です。
ですが、主人公は男です。詐欺じゃねぇか!と思われるのはご尤もですが、これはギャグ路線に振り切ってある作品で、主人公はただの百合男子ですのでご安心を。
その証拠にこの主人公は作中の女性と誰も結ばれません。というか、女性同士を結ばせる為に奔放する人ってだけです。
ざっくりした評価ですが、
・キャラ ◎
・ストーリー ✖
・設定 △
・構成力 △
・文章力 ○
こんな感じです。MFさんの評価が実際こんな感じでした。
前に紹介した奴と違って今作のキャラにはそれぞれ明確に魂が宿っており、所謂「キャラが勝手に動く」という現象を初めて味わったのを覚えてます。
書き手としてはとても楽でした。コイツらプロット度外視で勝手に話しまくって動きまくってくれるのでとても楽しく書きました。
特に主人公がいい感じに頭おかしくって、でも信念は最初から一貫していてで、かなり気に入ってます。地の文はプロローグとエピローグの最後を除いて全部彼視点なので飽きは来ないかと思います。
というか、これ大体がキャラ同士の掛け合いなので寒いとさえ感じなければ一気に読めます。
……本当はね、私だってこういうバカ話とか書きたいんですよ。青春的なモノが書きたかったんです……。でも、私がそれ書くと大体面白くないから……っ!
ええ。ストーリー✖評価の時点でお察しです。キャラはとても充実しているのに肝心の物語が平坦で山も谷もないという残念っぷり。
そもそもテーマからして無謀な試みだった。百合の話であることは間違いないのですが、百合で見ると主人公がどうしても邪魔になり、主人公側に立って見るとイカれ過ぎてて本来のラノベだったらニヤニヤできる場面すら自分でシャットアウトするから訳が分からず。
結局どっち付かずの作品に仕上がりました。どうして……
ただまぁ、こんなんでも一次は超えている実績があるので、一応はちゃんとした物語になっています。
眠れない夜のお供に是非どうぞ。
【作品紹介】Battle Heart【pixivノベル大賞~2020Spring~】
#1 プロローグ「始まりの別離」 | Battle Heart - 戯禪の小説シリーズ - pixiv
Pixivという過去作の捨て山
というわけで何となく投稿しました。ここに上げる作品は私の中で完全に終わった作品……つまりどう弄っても面白くならない駄作ということです。
ですので面白いかどうかと聞かれたらはい、面白くはないです。
まず何が駄目なのか箇条書きで纏めてみました。
・扱うテーマが使い古されている上に小難しい
・何がしたい作品なのか完全に迷子
・キャラクターたちに魅力がない
・テーマと伝えたいこと、やりたいことの不一致によりごっちゃごちゃ
・展開の仕方が雑
・文量の割に展開が少なく、テンポが悪い
ね? 何弄っても面白くならないでしょ?
というのもこれ書いたの丁度二年前で自分の方向性が全く定まってなかった時期の産物なので仕方なし。
上で挙げた駄目なところはまんまMFの講評で言われたところです。辛い……。
ただですね、本来私はこういう話を書きたい人なんです。書けないだけで。
書け無さ過ぎて途中で発作的にバトル入れるぐらいには書けなかった。私はバトル系しか書けない人間なんです……。
ですが、これは転換点になった作品でもあるのです。ラノベに何よりも大切なのはテンポとキャラなのだと気付かされました。これより後の作品はテンポと展開量、キャラを強く意識するようになったので読み物としては幾分かはマシになれたと思います。
……投稿中にチョロっと読み直していましたが、これマジでダメな奴でしたわ。上記以外にも何より致命的なのが主人公が嫌い過ぎる。
私の作品群の中では人間的な感性を持っている極めて一般人に近い、一番人間臭い主人公なのですが、そのせいで全く魅力のないキャラに仕上がってしまった……。
今だから言えることですが、個性が無いにも程がある。一応口が悪いという個性はありますが、それだとただ嫌な奴ですし。まぁ紛いなりにも主人公なんで決める時は決める主人公属性はしっかりあるんでギリ務まってますが、それでも面白みがないです。
他もあんまり練り込んで作ってない感があって、駆け出しワナビによくある設定が先行して他が追いついていない典型例ですね。
読み直し中にあったとあるキャラのセリフにこんなものがありました。
「そうね、中身が無い――違うわね……。読み手に何を訴えたいのか、何を感じて欲しいのか、それが無いのよ。あなたの作品からは、あなたがまるで見えない。言っている意味、分かる?」
……自分の言葉ながらぶっ刺さりまくってますねこれ。昔の私、自己分析できてるんだができてないんだか訳分かんないですね……。
唯一評価できる点と言えば、作中キャラの琥珀ちゃんはメインヒロインじゃないのに意図せず個人的に会心の出来だったことぐらいでしょうか。読み直してみたらこの子だけ別格レベルでよく出来てる。勿体無いからどこかで使おうかな……。
まぁ、否定的なことばかり言っても仕方ないので評価できる点も挙げておきましょう。
この作品も火灯作品の例に漏れず文章力に安定感があるので読み難い、何やってるのか分からない、というのは特にありません。テンポが悪いので動き出すまでは眠くなるかもしれませんが読みやすさは保証します。
……褒められるところ、本当にそれしかないのが辛い……。
寝る前に読むぐらいなら丁度いいかもしれないので、眠れない夜のお供に是非。
もう一作ぐらい投稿しよっかなぁ。
ではまた。
第27回電撃小説大賞 応募完了
超久々に更新します、心です。
いやぁもう四月ですね。全く実感ないです。
……というのも、二月と三月、仕事で東京出張してたんですよね。超嫌でした。
なんで行ったかっていうと本社があまりの激務によって人が足らず、各支店に助っ人要請が出され、その助っ人として私に白羽の矢が立ちました。
そんな話が出たのが一月の休み明けで、当然私は断りました。私は本社の惨状をよく知っていたので(労基も裸足で逃げ出すレベルのこのご時世ではありえないスーパーオーバーワーク。上がなろう貴族レベルの無能しかおらず、下が文字通り命を削って戦っている状態)そんなとこ行ったら壊れるのは目に見えていたので、絶対に嫌でした。
それから暫くはイヤイヤ言いまくってましたが、なんだかんだで結局二月から行く羽目に……。いやぁ、地獄でした。
激務なのは勿論そうですが、何よりあそこの人間がダメです。東京の人は冷たいってよく言うじゃないですか? あれもう冷たいじゃなくて失礼です。大人としてどうなのその言葉遣い、格好、態度って、もう衝撃でした。
若年層ならまだしも(いや若くてもダメだけど)、三十代以上があの程度じゃ会社として本当にヤバイと思いました。なんで本社が一番レベル低いんでしょうね。一回潰して地方は地方で独立した方がいいんじゃないですかね。
最初の三日間は私の鋼の心を以てしても砕け散りそうでした。ただでさえ電撃用の原稿も書かなきゃいけないのに、こんなところ居られるか、と。
すぐ支店に本社の人間たちへのクレームとSOSをメールしましたが、謎根性論を返され「あ、これアカンやつや」と諦め、腹を括って頑張りました。
ていうかさぁ、その時期新型ウィルスで騒ぎ出してた時期ですやん。よくもまぁそんな時に人派遣するよなぁ。遠まわしに私のこと殺そうとしてません? ウィルス持ち帰って破滅する時は支店諸共だぞ?
……まぁ、依然元気なんですけどね。心も体も鋼鉄で出来ているのです……。
そんなこんなで私は一ヶ月ほど記憶が抜け落ちているので今が四月であることに違和感を覚えているのです。
それでもしっかり新作書き上げて投稿しましたけどね!
もう今年は諦めようかな……なんて思ってましたが、また人間性を犠牲に書ききりましたよ。我ながらよく書ききったなって思います。多分歴代最短でやりました。
……余裕ぶっこいてた私が一番悪いんですけどね。追い込まれると本気出すタイプなので……。
というのも今回は一月時点で今まで書いていた奴を破棄してそこから全く新しいのを書き出すという愚行をしてしまったのがギリギリになった一番の要因でした。
前も書いたように、私だけの武器というのを履き違えていたのをやっと自覚できたのがその頃なので、まぁ仕方ないですよね。あのままよくわからんシリアス(笑)の未来系青春劇書いてたら絶対自爆してましたもん。ていうかあのまま書いてても恐らく同じくらい時間かかっていたでしょう。反面、今回のは「持ち味を最大限に生かす」がテーマでしたからもうめっちゃ書きやすかったです。お前は黙ってバトルものだけ書いてろってことです。
悲しいね……。私だってお洒落で綺麗なお話書きたいのに、才能ないんですもん……。
私の話って自己分析してみると設定はオンリーワンだけど話の内容は王道ってパターンばっかりです。今回もその例に漏れませんでした。
ただ今回はその中でも嘗て最高戦績を叩き出した奴のノウハウを踏襲したので完成度はかなりある方だと思いたい。
主人公はとにかく格好良く! でも鼻に付かず! 誰からも好かれるように!
ヒロインはとにかくあざとく! 誰が見ても可愛いと思えるように!
結局はこれなんですよね。ラノベに限らず全ての作品はこれだから売れるんですよ。前も書きましたが主人公が嫌われたら作品は終わりです。没個性はダメなんです。
バトルメインでやるので「燃える少年漫画」を目指しました。今回もまた主人公には絶対に感情移入できませんが、男の子なら絶対好きになってくれるはず。
そして完成してから気付くラノベにあるまじき女気の無さ。女性がヒロインしかいないことには途中で気づいて敵の一人慌てて性別変更したり、ヒロインのあざとさ増し増しにしたりしましたが……ダメでしたね。少年漫画ですもん、仕方なし。
寧ろ私は開き直ります。前作でも女性人気狙える的なこと電撃の人に言われてましたから、今回も狙ってみました。ふふ、処女作で一般部に百合作品送るような私です。女性同士の絡みを男性同士に軽く置き換えるなど造作もない!プライドは捨てた
まぁ露骨に腐女子狙いかと言われればそんなことは全くなく。先も言ったように少年漫画ですんで。そこでBL妄想するかは読み手次第です。BL抜きでも主人公かっこいいし敵や他のメインキャラもカッコイイ系を配置したので単純に好きになってもえるかと。男臭さを相殺するぐらいヒロインも可愛く作ったから本来の層の心もばっちり掴めるはず……。
……出したばっかの作品にどうこう言っても仕方ありませんね。とりあえずこの辺で。私も遂に二十代後半に突入したので、そろそろ道を定めたいところです。
ではまた。
やっときた選評と自己分析などなど
やっと来ました電撃さんの選評! 遅すぎるけど、すっごく読み込んでくれててめちゃくちゃ参考になったので遅れたことは不問としましょう!
ようやく選評を元に作品を分析することができますね。早速選評を見ていきましょう。
※そのまんまは流石にダメなので、色々ぼかして要所要所で見ていきます。
まず、二次落ちで終わった、この電撃の為に書き上げた作品。内容はヒーローもの。コミカルだけど設定はちゃんとしてる的な。
テンポよく描写も丁寧です。戦闘シーンが大事な物語なので迫真のある描写は もっと心がけてください。重さ、速さなどは物理現象で表現できます。空気の揺れ、振動を付け加えるだけでも違ってきます。力作ではありますが、ヒーローものをコミカルなパロディ調で描くという目新しさに欠ける内容なのが残念です。
……確かに。
いやはや、おっしゃる通りで。一人称で書くとどうしても表現に制限がかかる(と思っている)ので、あんまり上手い描写ができなかったかと思います。
目新しさに欠けるのご尤も。ちょっと、たまには王道で勝負してみたかったんです……。
安定した筆力があり、登場人物たちの人間模様やコメディっぽい掛け合いも楽しみつつ、主人公がヒーローとして戦うさまをじっくり読むことができるし、主人公たちをヒーローとして導いてきたリーダーとの死闘と彼の最期にはそれまで積み上げてきた感動の山場があると思う。
一方でアニメや特撮系のパロディネタが多く、結果として伏字が多くなっており、せっかくのストーリーの雰囲気を損なっている。
主人公が戦う理由はシンプルで、それを裏打ちする設定もあるのだが、せっかくならそういったエピソードも入れたらもっと説得力がでるのではないか。
敵側の登場人物は個性や顔は見えるがやはり敵としては物足りない
ヒロインも幼女的な可愛らしさや女王としての思想の立派さなどは魅力ではあるのだが、 ヒロインそのものの印象や魅力としては強いものを感じず、主人公との仲にも父性愛や親子愛は感じるが恋愛関係としては惹かれるものが薄い。
すっごく読み込んでる! ありがとうございます。そして、全てホント、反論の余地もないぐらいその通りでございます。シリアスパートでもしょうもないギャグ入れたのはシリアス続いて序盤の空気感が損なわれると思ったから敢えて和ませる為に入れたのですが、まさかそれが余計だったとは……。やはり方向性をもっと絞らないと中途半端な作品に仕上がるということですね。いやぁ、何本も書いているくせになんでこれが分からないのか、自分でも謎です。反省します。
一次通過程度じゃ大したこと書かれていないだろうと思ってましたが、とんでもない。やっぱり最大手の電撃さんはすごくちゃんとしてますね。
続いて、私の暫定最高傑作のアレ。ぶっちゃけ書いたの昔過ぎてコレの本質とかよく分からなかったけど、言われて気づくものがあまりにも多すぎました。
主人公とヒロインのキャラ造形は上手く、会話劇もテンポよく、 出だしからのつかみは申し分ない。ただストーリー自体は王道でそれほど意外性のあるものではないのと、戦闘シーンもほとんど会話の勢いで押し切る単調さが気になった。また、ラストの主人公の復活はちゃんとシーンとして描いてあげても良かった。
次は『○○○○(某超有名な異世界ギャグファンタジー)』のようなライトなファンタジーもぜひ読んでみたい。次回作に期待する。
まぁ、前にも指摘されたように展開とかは王道なんですよね。私の話って大体そんな感じが多いです。そりゃあ人間賛歌が絶対テーマですから、人間が勝つ話になるのはやむ無しかと……。
王道と邪道って難しいですよね。テンプレと言われるとムッとしますが、逆に変に攻めて話を散らかすのも違う気がしますし。うーん、私にはまだ理解できない境地だ。
しかし、最後の一文には二度見した。電撃じゃないところの具体的な作品名出してきたのもそうだし、え? 私にそういうの期待するの? ってなりました。これ二次落ちしたコメディ系作品と合わせて言ってません?
……十年前ならともかく、今更そのジャンルを突くのは愚かな気がします。ギャグ寄りの作品も既に散々世に出てますし、何番煎じだって話ですね。
まぁ、これは重たいから軽めの奴も私の文章で読んでみたい、というふうに受け取りましょう。というか多分そう言いたかったのかな?
ダークファンタジーとして楽しく読め、また高い筆力で物語にひき込まれました。設定も登場人物も魅力的でとても完成度の高い作品だと思います。会話のテンポもよく、読む手が止まりませんでした。 読者のツボも押さえられており、好感が持てます。 戦闘シーンも迫力があり圧巻でした。 設定や構成をしっかりと立てられる、筆力の高い著者だと思います。次作も期待しています
この方はベタ褒めでした。じゃあ受賞させてよ!
前の方は戦闘は会話だけで押し切るシーンが目立つと言っているのに対しこの方は圧巻されたときた。好みの問題でしょうか。
でも確かに、盛り上がってくるとセリフの畳み掛けとかやっちゃう癖は確かにあるので、盛り上がるところでも今後は丁寧に行きたいですね。
主人公の設定や世界観は面白そうだと思いましたが、台詞で説明しすぎていたり、読者にわかりやすく提示できていなかったと思います。戦闘シーンなどは迫力も十分でしたので、読み手にカタルシスを与えるような展開と合わせて、読者を主人公に共感させることも意識していければ、もっと面白くできるでしょう。次回の応募も楽しみにお待ちしています。
出ましたね、私に立ち塞がる永遠の問題、主人公への共感及び感情移入。
私はまず主人公には強烈な個性を与えます。それはまず読者に一番好きになってもらいたいキャラが主人公だからです。主人公が嫌われる=作品の死とさえ私は思っています。
その作品によりけりなのですが、今回に至っては主人公は戦闘狂であることがまず前提としており、それが魅力としているのでそこに共感させろと言う方が無理があるでしょう。
私の作品の主人公に感情移入できる人は恐らく異常者です。いいんですそんなことしなくて。読者にはただ物語そのものを楽しんでほしいのです。こればっかりは何度指摘されても変えたくありません。私なりの矜持です。
セリフで説明させすぎ……は、私の癖ですかね。地の文で説明するのではなく、会話で自然に説明が読みやすいし分かり易いかなーって思っているのですが、実際はどうなんでしょう? これでいいという人も中には居ますし。
セリフ多すぎ、は事実なのでその塩梅については今後善処します……。
キャラクター造形力も、文章力も高く、読み手を選ぶジャンルながら非常に読みやすい印象でした。クトゥルフ神話をモチー フにした点は物語への落とし込みとアレンジがやや消化不良の印象でしたが、それ以外は非常に読みやすいエンタメ作品になっていたました。神話へのアプローチにもう一歩踏み込んだ解釈が備わっていれば、受賞圏内も見えていた作品でした。次回の応募に期待しています。
はい、凄く痛いところ、というか、この作品の弱点。私、言うほどクトゥルフ詳しくないんです……ッ!
遥か昔、中学生の頃。絶賛中二病爆発してた頃。やったら神話系の本を半端に読み込んだので、色んな神話の知識が広ーく浅ーく私の中にあるのです。よく言えば引き出しがとても多い。悪く言えばにわか知識だらけ。
勿論今作を書くにあたって、調べ物は徹底しました。「銀の鍵」のところはアホほど知識蓄えたので落とし込んだ設定にも違和感は少ないはずです。
……それがかえって足を引っ張ったかな? 本来の設定を壊さないように、忠実に、とやる内に作品の自由度が削られてしまったかもしれません。
神様の名前だけ借りて別物にしてる作品なんて幾らでもありますからね。そこを意識し過ぎるのは今後控えましょうか。
しかしそこさえ何とかなれば受賞圏内だとこの方は言ってくださっている。
……うわぁ頑張ろう。ビッグになろう。
文章がうまい。この世界のややこしい設定を巧みにさばいて、冒頭2ページで理解させる筆力にうなりました。主人公の設定は女子ウケが期待できるキャラクターになっていたかと思います。 戦闘シーンはスピード感に若干欠けるものの妙な迫力がありました。一点気になったのは、本作が「クトゥルフ神話の一部分を題材にしたダークファンタジー」であるということ。ならば、 大前提となる知識を読者と共有しておきたい。そのための工夫が欲しかったです
文章がうまい。のド直球の褒め言葉は本当に嬉しいし励みになります。
冒頭2ページ云々で「あれそうだっけ?」となって確認しましたが、うん、きっとそうなのでしょう! この辺は書いた人じゃよく分かりません!
女子ウケ云々は……ぶっちゃけ超意識しました。設定もそうですが、何より主人公とその親友との関係性なんかは絶対ツボるだろう、と……。男女両方味方に付けれる作品は稀有ですからね。この工夫は間違いなんかじゃなかった……。
クトゥルフの大前提となる知識はうーん、もう少し説明が欲しかっただろうか……。一応殆ど固有名詞とかは出てこないから全く知らない人でも十分読めるようにはしていたつもりなのですが……。実際書いてる人が一番にわかですし……。
もうちょっとラヴクラフト作品読み込むべきでしたか。あれ、翻訳が読みにくくて好きじゃないんですよね
とりあえずここまで。
色々褒められはしましたが、やはり文章力は常時評価されますね。あの電撃の編集方にもここまで言ってもらえるのなら本物だと思っていいかもしれません。
……逆に言えばそれしか取り柄が無いとも。悲しいなぁ。
しかし課題もまた多くある。この作品ですらまだまだ成長の余地があるようだ。
ああ、できれば他所に出す前に読みたかった……。
ではまた。
第14回小学館ラノベ大賞、投稿完了
今月いっぱい無理だ無理だと思ってましたが、人間辞める覚悟で臨んだら行けました。我ながらこの速筆はやり始めの頃に比べたら成長したなぁと思いつつ、頭おかしい人になってきた感が拭えません。
(普通に速筆の方々に失礼ですが……)
まぁ実際、ここ二週間はぶっ飛んだ生活してました。平均睡眠時間は恐らく四時間切ってます。学生時代ならともかく会社勤めでこれは普通に体壊します。絶対真似しないで下さい。
しかも私、現場仕事やってます。毎朝5時起きで6時に出社して建設現場に行ってます。これができたのは仕事柄で肉体面と精神面が屈強になっていたのと、奇跡的にそれ程忙しくなかった幸運がありますね。あと今回のプロットがきっちりしてあったので本文書くだけ状態だったのも追い風でした。
でも本当に久しぶりにしんどかったのでこんな無茶は二度とやりません。
なんでこんなことしたかと言うと、「何も待っていない時期」があるのが耐え難かった、というのがあります。どこかに応募していれば結果待ちになるので気分が少し落ち着くのです。
勿論前に書いたようにGAの方が日にちに余裕がありますが、その中途半端な余裕が逆にキツイといいますか……。
まぁ何はともあれ、これで暫くはゆったりできます。
今回は四本投稿しました。内三つは使い回しですけどね。
新作もまた変わり種な話ですからどうなることやら……。
ただ、ガガガさんって規定ページが42文字×34行でMAX150ページで、他所と違って非常にのびのび書けるんですよ。最近の私は130超える作品ばかりなので、ページ数気にしないでやりたかったこと全部やれたのに私的には満足です。
……前の電撃にあげた内の新作の奴は130に収めるのに滅茶苦茶苦労して文章詰め詰めにしたらぐちゃぐちゃになったの、結構ショックでしたから。
(そんなんでも一次は通りましたが)
今回の執筆ではいつものミスドさんと春前ぐらいに近所にできた2Fが広いイートインになっているファミマさんには大変お世話になりました。ほぼ毎日現れてはキーボードガタガタ叩いて申し訳ありません。今後共是非よろしくお願いします(サイコパス)
ではまた。